面接と言えばあれはもうかれこれ20年近く前の話になります。当時はバブル時代絶頂期と言われる頃で求人案内も本当にたくさんあって求職活動する側が有利でした。 私は商業高校だったので大半の人が就職するので3年生にもなると学校側が就職の為の面接のシュミレーションをやってくれるのです。 面接官をしてくれるのが、いつもは授業をしてくれる先生方です。しかしいつもとは違うその「面接官の芝居」にどうも笑えて仕方なかった記憶があります。 「中森明菜ってアイドルじゃないの?」と私は心の中で突っ込んでいましたねー。先生方もその辺は心得ているんでしょうか、「君ね、音楽鑑賞で中森明菜は無いと思うよ。せめてクラッシックとかにした方がいいよ」と指示されてました。 実際には中森明菜を聞いてるその人は本番の面接で「ベートーベンやモーツアルトと聞いています」とか答えたかどうかは分かりませんけど、自分をアピールするのには「嘘も方便」ってことでしょうか。ちなみに私は趣味に読書と書いてました。 ま、本当に趣味が読書で実は文学少女(?)だったのでカミユやサガン、夏目漱石などが好きで読んでいたので無難に返答出来ました。 そして本番の会社への面接の日がやって来ました!私が希望した会社は中小企業で面接官はおじいさんでした。(後で相談役だと知りました) 「質問どんと来い!」と思いながら予想通りの質問内容に卒なく答える私。しかし趣味の項目では「読書」以外に書いた「料理」で質問が来たのは予想外でした! 「と、鳥料理です!」そんなおかしな返答をする18歳の私。でも何故かその面接で受かってしまい、その後19年も勤務する事になったのでした。
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